
皆さんこんにちは。
ここでは保護猫が実際にどういう流れで譲渡されるのかを、私の実体験に基づいて話していこうと思います。
このページを見ているということは、これから保護猫を貰おうと検討している方でしょうか?
そうであってもなくても、是非このページを読んで保護猫の実際の譲渡会のイメージを膨らませてもらえたらと思います!
目次
譲渡されるまで約2週間掛かる

保護猫は譲渡会に参加したその場で持ち帰ることはできません。
保護主からの厳密な審査をクリアし、事前説明を受けてからようやく譲渡されることになります。
その間、約2週間です。
保護団体にもよりますが、基本的にはそれくらい掛かると思っていて良いでしょう。
私の保護猫シャビーは自宅訪問もされました。
なににしても、保護団体に直接聞いてみるのが一番かと思います。
譲渡会の参加は無料
保護猫や保護犬の譲渡会の参加は基本無料です。
もしかしたらお金取るとこもあるかもしれませんが、私は聞いたことがありません。
譲渡会の開催場所も保護団体によってそれぞれ違います。
イオンのようなショッピングモールのイベント会場で行ったり、市民会館で行ったりする団体もあるようです。
実際に譲渡会に参加する前に準備すること
次は実際に譲渡会に参加するときに準備することを説明します。
と、言っても基本ないです。
保護猫を迎え入れる覚悟とお金(お金は結構なんとでもなる)さえあれば特になにも用意する必要はありません。
ケージやトイレも、審査が通って譲渡が決まってからの用意で十分間に合います。
むしろ譲渡会に参加したからと言って、必ず保護猫を迎えられる訳ではありません(保護主からの審査があるので)
ですので、譲渡会に参加する前に用意するものは特になしです。
が、譲渡が決まった場合、保護団体さんに2万円から2万5千円くらい(ワクチンの代金など)を支払う必要があるので、それの心づもりだけはしておきましょう。
保護猫は早い者勝ちではない

譲渡会に参加して、気になる猫ちゃんがいた場合、保護団体の人に声を掛けて譲渡の流れに移ります。
このとき、勘違いしないで頂きたいのは、保護猫は早い者勝ちではない、ということです。
例えば保護猫1匹に対して引き取りたい人が複数いた場合は、審査や質問をして引き取り主1人を選定します。
ですので、別に譲渡会に速く参加して即決する必要はなく、じっくり考えて大丈夫ということになります。
保護団体からの審査とは
譲渡会に参加して、気になる猫ちゃんがいた場合、保護団体から審査を受けることになります。
この審査についても少しお話ししますね。
とはいえ、そこまで事細かく聞かれるようなことはありません。
私が実際に譲渡会で聞かれた質問や、同意書に書いてあった事項をここに箇条書きしていきますので、参考にしてください。
- 猫用のケージを必ず用意すること
- 家の外には出さずに室内で飼うこと
- 保護猫を引き取ろうと思った経緯
- 一生面倒を見る覚悟はあるか
- 一生面倒を見れる経済力はあるか
- 譲渡時に家の中を確認しても良いか
- エアコンはついているか
- 独り暮らし or 60歳以上の場合、後継人はいるか
- 今までに猫を飼ったことがあるか
- 先住猫はいるか
- ペット可の物件か
- 家族に猫アレルギーの人はいないか
- 同居の家族としっかり話し合ったか
- 玄関に内扉はあるか
- 玄関に通気口はあるか
- ネームタグ付きの首輪をつけることに抵抗はないか
以上が譲渡会で聞かれたことです。
もちろんですが、全部の条件を満たす必要はありません。
私の家もエアコンは付いていません(笑)
これらのことを踏まえて、厳正に審査が行われます。
この審査が終わると、保護団体の人から電話やメールで結果が伝えられます。
合格した場合、近々猫ちゃんがお家に来ますので、ケージやトイレの準備も本腰を入れる必要が出てきます。
譲渡が決まってから準備するもの
審査に合格すると、いよいよ保護猫を迎え入れるための準備を始める必要があります。
準備するものとしては、基本的には保護団体の人から指定や説明をされると思います。
その中でもマストなのが、ケージ、トイレ、猫のごはんですね。
ケージはできれば3段のものを用意してあげると、ケージの中で猫ちゃんが運動できるのでより良いですね。
トイレは基本なんでも良いですが、私が愛用しているのは花王のシステムトイレである、ニャンともです。おすすめですので是非。
砂とシートも忘れずに用意しましょう。
猫ちゃんのごはんは、審査が決まった時点で、保護主さんに質問をすると良いです。
猫ちゃんが保護されていた時から食べているごはんのほうが、変なストレスを与えずに暮らしてくれますので、しっかり質問をしておきましょう。
また、引き取る猫ちゃんの年齢によって、食べさせるご飯が変わりますのでここでは紹介はしません。
他にも爪とぎやごはんを置くお皿なども用意してあげると良いですね。
キャットタワーやハウスのような、猫ちゃんの遊具系は最初に買う必要はありません。
まず保護猫は自分の家に慣れてもらう必要がある(最難関)ので、遊具系はその後で全然問題ありません。
最低限準備するもののリンクを下に貼っておきますので参考にしてください▼
さらに詳しく知りたい方は以下のページを参考にしてみてください▼

譲渡日を迎えればこれであなたも保護猫の飼い主
ケージなどの用意が出来た時点で、保護主さんが保護猫を家まで持ってきてくれます。
そのときにお金を支払う必要があるのでその用意も忘れずに。
※価格はまちまちだが、2万円から2万5千円くらいを目途に用意しておくと良い
さて、ここまでくれば私が説明することは特にありません。
というよりすることも特になく、保護猫を引き取って、基本的に放置で問題ないのです。
初日は特に猫ちゃんも緊張しているので、環境に慣れてもらうことが必要です。
そのためには、エサやりとトイレ掃除以外は放置が一番です。
おもちゃも最初の頃は目で追うだけで、なにもしてこないので無理してかまう必要はありませんし、むしろ逆効果になる場合もあります。
ですので、保護猫を迎えて1週間くらいは基本放置を意識してみましょう。
あとがき

以上が、譲渡の実際の流れになります。
ペットショップとは違って、お家に来るまでに時間が掛かるのでよく理解しておく必要がありますね。
また、まるで面接試験のような審査もあるので、なにを聞かれるかある程度分かっておくと変な緊張もなく譲渡会を迎えられるかなと思います。
この記事を読んで少しでも、保護猫に興味を持ってくれれば幸いです。
他のページには私が飼っている保護猫のシャビーの様子や、保護猫の別のアドバイスもあるので、是非当サイトを見ていってください!
それでは、良きにゃんこライフを!