
保護猫に限らず、ペットを迎えるにはそれ相応の準備が必要になります。
猫ちゃんならば、ケージやトイレはもちろん、ごはんやお皿なんかも購入しなければなりません。
とはいえ、初めて猫ちゃんを飼うという人は、なにを選べば良いのか全然分からないと思います。
そこで、保護猫を飼っている私がいくつかおすすめの商品を紹介レビューしたいと思います。
この辺りの疑問にもお答えしていきますので、少しでも参考にしていただければ幸いです!
分かりやすく丁寧に説明するので、是非見ていってね!
先に買うものと後から買うものを見極めよう
保護猫を引き取る際、先に用意しておいた方が良いものと、引き取ってから余裕があるときに買っても間に合うものがあります。
いきなり全部集めるのではなく、少しづつそろえていくとコスパ的にも良いですし、変な失敗もせずに済みます。
- ケージ
- トイレ
- ごはん
- お皿(100均のもので十分)
- おもちゃ
- 爪とぎ
- おやつ
- 首輪
先に買うものと後から買うもの、それぞれ紹介していくね!
事前に買っておくもの
まず事前に買っておくものです。
基本的に保護猫が家に慣れるのに、必要最低限のものをそろえる必要があります。
先程書いたように、ケージ、トイレ、ごはん、お皿です。
1つずつ紹介していきます。
ケージ
猫ちゃんが暮らすためのケージは絶対に必要です。
猫用のケージには2段と3段のものがありますが、できれば3段のケージを選んであげるのをおすすめします。
ケージが大きければ大きいほど、ケージ内で猫ちゃんが運動できるので、ケージに入れている間もストレスが溜まりにくくなります。
ケージ内にトイレを置くこともできますので、なるべく大きい方が良いです。
また、キャスターが付いていると組み立て後に移動が出来るのでおすすめです。
ただ、ケージも安くはないのでご自分のお財布や住んでいるお部屋と相談して決めると良いでしょう。
一応おすすめを載せておきます▼
個人的に一番おすすめ
私も愛用していて、キャスターも付いていて不満なく使えています
これを買っておけば、損はありません!
同じく3段のケージ
使いやすいと言われているスライド式の扉を採用しています
欠点としては、柵に取り付ける給水器などがほとんど付けられないことです
2段のケージで、少し小さめだが、コスパが良いのが特徴
無理して3段に拘らないのであれば、全然これもありだと思います
ケージ内にトイレや爪とぎなどを入れたい場合は、なるべく大きなケージを買うようにしよう!
トイレ
猫ちゃん用のトイレは大きく2種類あります。
普通のトイレとシステムトイレです。
なにが違うん??
と思う人がほとんどだと思いますので、簡単に説明します。
システムトイレの詳しい解説はこちらの記事を参照してください▼

通常のトイレは、猫砂のみをトイレに敷き詰めて使います。
猫ちゃんのおしっこを猫砂が固めてくれますので、それをスコップなどで処理します。
値段も比較的安めなのが多いです。
人によってはシステムトイレより使いやすいという意見もあります。
逆にシステムトイレは、形状が2層式で、猫ちゃんがオシッコをすると砂とすのこを通過して下の層に落ち、シートなどで吸収するしくみのトイレのことです。
この際、システムトイレ用の猫砂を使う必要があります。
つまり、猫ちゃんのうんちは掃除する必要があるけど、おしっこは掃除しなくて良いということです。
通常のおしっこが固まるタイプの砂と比べると、掃除の頻度が少なく楽ですし、トイレもキレイに保つことができます。
それぞれお好きな方を選んで使いましょう。
まとめると
猫ちゃんが用を足す度に掃除する必要があるけど、低コストで済ませたい
⇒通常のトイレがおすすめ
月々のコストが掛かるけど、楽にキレイにトイレを保ちたい
⇒システムトイレがおすすめ
といった感じです。
ちなみに私たちは「ニャンとも」っていうブランドのシステムトイレを使っているよ!
まぁトイレが2種類もあるなんてAmazonでポチってから知ったんだけどね。。。(笑)
おすすめのトイレはこちら▼
通常のトイレ
ほとんどの猫砂を使えますが、システムトイレ用の猫砂は使えないので注意してください。
システムトイレ
私も愛用している「ニャンとも」のトイレです。
Amazonで購入すると、専用のシートと猫砂が1ヶ月分付いてくるのでおすすめです。
システムトイレ
おそらく一番使っている人が多いと思われる「デオトイレ」です。
「デオトイレ」は有名ということもあり、大型スーパーにシートや猫砂が売っていることがあるので、遠出せずに補充できるのが魅力です。
余裕があったら購入する前に近くのスーパーにあるか調べてみるのも良いと思います。
また、トイレをケージの中に入れたい場合は、ケージの大きさ、ケージの扉の大きさ、トイレの大きさをしっかり考慮して選びましょう。
私が使っている商品で揃えると、ケージ内にトイレが入るので心配な方は是非!
ごはん
猫ちゃんのごはんについては、猫ちゃんの好みによる。 としか言いようがありません。
しかし保護猫の場合は、元々保護主さんがあげていたごはんがあると思うので、それを聞いておくことをおすすめします。
ごはんをいきなり変えることは猫ちゃんにとって、ストレスになる可能性があるので、なるべく前の環境と同じごはんを用意してあげましょう。
保護猫を引き取ることが決まったら、ごはんのことは保護主さんに必ず質問しよう!
ちなみに私たちは子猫用の「ロイヤルカナン」をあげているよ!
ロイヤルカナンがなくなった時は緊急として、サイエンス・ダイエットをあげていたこともあったね
商品リンク▼
お皿
猫ちゃんにごはんやお水をあげる際、お皿に入れる必要があります。
そのときに使うお皿なのですが、ぶっちゃけ100均のもので十分です(笑)
たしかにお店やAmazonなどに専用のお皿もあるのですが、別にそれにこだわる必要はまったくありません。
私も100均のお皿で代用していますが、特に問題なく使えています。
注意点としては、お皿の置く位置が低すぎると猫ちゃんが首を痛めやすいので、お皿を置くちょっとした台なんかもあると良いですね。
特に高年齢の猫ちゃんだと、頭を下げるのがつらいので注意が必要です。
高年齢の猫ちゃんにはお皿を少し高く置いてあげよう!
そういうことに気を使いたくなければ、やはり専用のお皿を買うのが一番ですね!
後から買っても間に合うもの
ここからは保護猫を迎え入れてから購入を考えても間に合うものを紹介します。
具体的には、おもちゃ、爪とぎ、おやつ、首輪です。
1つずつ紹介していきます。
おもちゃ
おもちゃで遊んであげることによって、保護猫との距離をグッと縮めることができます。
しかし、保護猫を迎え入れたばかりの頃は、おもちゃには全く興味を示さないことがほとんどです。
猫ちゃんも新しい環境にいきなり放り込まれたのですから当然のことですね。
それでも保護猫がいつおもちゃで遊んでくれるか分からないので、安いものでも良いのでなるべく準備しておくと良いです。
おもちゃを買う際、猫ちゃんと距離が近くになりすぎないモノがおすすめです。
猫じゃらしも少し長いもので遊んであげた方が、猫ちゃんからしても安心できます。
おもちゃも特にこれという指定はないので、お近くのスーパーで購入できるもので十分です。
一応商品リンクを貼っておきます▼
楽天には出品されていませんでした。。。
しかしこのおもちゃセットは基本的なものすべてが揃っているので、1度購入しておけば長く使えるのでおすすめです!
つりざお系のオモチャは特に猫ちゃんが喜んでくれるからおすすめだよ!
おもちゃで遊んであげるときは、しっかり褒めて会話してあげようね!
爪とぎ
爪とぎもケージやトイレに比べたら急ぐ必要はありません。
が、後から買っても間に合うものの中では一番優先すべきものではあります。
なぜなら、猫ちゃんにとって爪とぎはストレスを解消する手段の1つだからです。
保護猫というのはストレスが溜まりやすいので、それのはけ口が必要になります。
そのための爪とぎなので、なるべく早めに用意してあげてください。
爪とぎの種類は色々ありますが保護猫の場合、ケージの中で長く生活するので、ケージに入れられるようなものが良いと思います。
ポールタイプか地面タイプかは、猫ちゃんの好みですので、とりあえずどちらか1つを買って様子を見てみてください。
商品リンクはこちら▼
私も愛用している麻縄の爪とぎ
ケージにも入れられるサイズで、とても重宝しています
爪とぎ部分のポールは替えも芯も販売しているので、初回購入時は間違えないように注意してください
地面に置くタイプの爪とぎ
猫ちゃんによっては、地面の爪にしか興味を持たない子もいるので、その場合におすすめです
シャビーも毎日夜になったら爪とぎカリカリしてるよ
シャーっ!
おやつ
おやつも猫ちゃんと近づける重要なアイテムの1つです。
ですがこれも、最初はまったく口にしてくれないので、急いで買う必要はありません。
また、おやつを手から食べてくれない場合は、お皿にうつしてからあげてみてください。
おすすめは「ちゅ~る」です。
とある本では、ちゅ~るをあげるメリットはほぼない、と書かれていましたがそんなことはありません。
もちろん猫ちゃんの好みによりますが、ちゅ~るへの猫ちゃんの食いつきはとてもすごいです。
私が飼っている保護猫のシャビーも、ちゅ~るを食べている時は撫でさせてくれますし、初めて手からおやつを食べてくれたのもこのちゅ~るでした。
人によっては反論もあると思いますが、私はちゅ~るをおすすめします!
また、ちゅ~るは子猫用のもありますので、1歳までは子猫用のちゅ~るをあげてください。
※公式サイトには生後6ヶ月を目安に普通のちゅ~るを与えても良いそうです。
ちゅ~るで猫ちゃんと仲良くなろう!
けど、あげすぎは禁物!
子猫用のちゅ~る
子猫用のちゅ~るはあまりお店に売っていないのが残念な点です
成猫用のちゅ~る
60本も入っているお得用です
さすがに多すぎる場合は下の普通のもおすすめ
先程のより数が少ないちゅ~る
1パックだけで良い人はスーパーにも売っているので、是非買ってみてください!
くれぐれもあげすぎには注意してくださいね!
首輪
首輪を買うのは正直、いつでも良いと私は思っています。
なぜなら、保護猫の猫ちゃんに首輪を付けるのは至難の業だからです。
触るのすら難しい保護猫に首輪を付けるなんて、下手をすれば1年以上掛かると思います。
実際、私も保護猫を引き取って2ヶ月になりますが、首輪を付けれていません。
しかし、一生付けなくて良いというわけでもありません。
保護猫を引き取る際に、保護団体によっては名札付きの首輪をさせることを義務付けてくるところもあります。
保護猫が脱走するというのも、稀に起こっていることですから、飼い主として首輪を付けさせるのは当たり前でもありますしね。
付けさせる首輪は名札が付いていればなんでも構いません。
鈴とか付いていると、猫ちゃんがどこにいるのか把握しやすいのでおすすめではあるそうです。
名札には猫ちゃんの名前と脱走してしまった際の連絡先を書いておくと安心です。
首輪を付けていない時は猫ちゃんの脱走に注意して生活しよう!
代表的なペティオの首輪
色と模様も豊富にあるので、気に入るデザインがきっとあるはず!
値段もお手頃でおすすめです!
まとめ
以上が、最低限準備するものです。
他にもあったら便利なものはあるのですが、とりあえず今回紹介したものだけ最初は考えれば十分です!
保護猫との生活に慣れてから少しづつ便利アイテム(キャットタワーなど)を増やしていきましょう。
今回の記事が、これから保護猫を引き取ろうと考えている人の参考に少しでもなれれば幸いです。
是非一緒に保護猫ライフを送りましょう!
少しでも保護猫の猫ちゃんに良いご縁がありますように。。。